広島県、芦田川浄化センターで下水汚泥固形燃料化事業

広島県は、新日鉄住金エンジニアリング、日本メンテナスエンジニヤリング、水光エンジニアを代表企業とする共同企業体と、同県福山市内にある芦田川流域下水道芦田川浄化センターにおける下水汚泥固形燃料化事業について事業契約を締結した。

事業は、バイオマス資源である下水汚泥から固形燃料化物(以下「ペレット」)を製造し、バイオマスエネルギーとして有効利用するもの。

処理方式は造粒乾燥方式で、処理能力は脱水汚泥72t-wet/日、処理量は脱水汚泥23,800t-wet/年(最大)、ペレット生成量は4,570t/年(最大)、CO2削減量は6,120t-CO2/年(最大)、となる。

新日鉄住金エンジニアリングの造粒乾燥方式の下水汚泥燃料化システム(ジェイコンビ)が採用されている。新日鉄住金エンジニアリングは、ジェイコンビについて、汚泥が有する有機分のほぼ全てをペレットとして回収することができ、燃料変換率が高い方式であること、ペレット利用先での温室効果ガス削減効果も高いことに特長があるとしている。

また、芦田川浄化センター内で発生する消化ガスは、燃料化システムの熱源として有効利用が行われる。

事業の方式は、公共が資金を調達し、施設の設計(Design)、建設(Build)及び運営(Operate)を一括して民間に委託するDBO方式を採用。総合評価一般競争入札が行われた結果、今年8月18日に落札者が決定した。

今年10月から着工、運営開始は2017年1月1日からを予定している。

事業スキーム

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THINK WASTE 編集部

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