JFEエンジニアリング バイオマス発電プラントの独大手を買収

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区、狩野久宣社長)は、ドイツのプラントエンジニアリング企業である「スタンダードケッセル・バウムガルテグループ」(以下、SBグループ)を保有する持ち株会社「スタンダードケッセル・パワーシステムズHD社(デュイスブルグ、ヨルク・K・クラーゼンCEO)」の全株式を取得する契約に調印し、同グループの事業をJFEグループの事業とすることに合意した。今後行政許認可などの諸手続きを経て、株式取得手続きを完了する計画だ。
 
SBグループは、バイオマス発電プラント、廃熱回収発電プラント、燃料焚発電プラントなどの設計建設を行うスタンダードケッセル社(1925年設立)、廃棄物発電プラントの設計建設を行うバウムガルテ社(1935年設立)、およびメンテナンスサービス企業を傘下におくSBサービスHD社(2008年設立)で構成。欧州を中心に、幅広い燃料に対応する、高度な燃焼技術に基づいた高効率の発電プラントの実績を有する。 

JFEエンジニアリングは、廃棄物発電プラントにおいて、ストーカ炉や高温ガス化直接溶融炉など、国内を中心に累計350基以上の実績を有する、業界トップクラスのメーカー。バイオマス発電プラントでは、循環流動層ボイラを用いた大型プラントを全国に建設する。近年、廃棄物発電プラントやバイオマス発電プラントは世界各国でニーズが高まっており、同社はこの分野でのグローバル化に注力している。今回の株式取得で、JFEグループは世界各地における事業展開の加速を図る。 SBグループが得意とする1000t/d規模の大型プラントを含め、顧客ニーズに適した幅広いエンジニアリング提案を推進していく。

 JFEは、JFEグループの総合エンジニアリング会社。鉄鋼業・造船業を源流として、その技術を融合・進化させながら、エネルギー・環境分野や都市インフラ分野、産業機械分野などで、人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を展開している。


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THINK WASTE 編集部

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