岐阜県の木材循環へ 木質バイオマス発電プラント 竣工

岐阜県では、平成24年3月に策定した「第2期岐阜県森林づくり基本計画」に基づき、これまで“植えて、育てて”きた森林資源を、今後は“伐って、利用する”という、林業活動を重視した「生きた森林づくり」に取り組んでいる。

その一環として、これまで間伐等で伐採されながら利用されずに森林内に放置されてきた小径木や根元材などの未利用木材(C材=チップや木質ボードに用いられる材やD材=搬出されない林地残材)等の利用を促進するため、国の基金などを活用し「木質バイオマス発電プラント」の整備などを支援している。

今回、発電事業者である岐阜バイオマスパワー(伊藤勇社長)と燃料供給事業者であるバイオマスエナジー東海(藤村重樹代表取締役)による県内初の未利用木材を主燃料とする「木質バイオマス発電プラント」(岐阜県瑞穂市)が完成。12月5日、竣工式が行われる。

木質バイオマス発電プラントの総事業費は約28億円。施設の発電出力は6250kw、送電出力は5200kwで、一般家庭11000世帯分にあたる。使用木材は年間約9万㎡を予定し、うち約6万㎡が未利用木材、約3万㎡が一般木材となる予定だ。

同施設は、平成25年9月19日に、経済産業省から再生可能エネルギーの固定価格買取制度における発電施設の認定を受けている。


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THINK WASTE 編集部

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