ZEエナジーとZEデザイン、合同で発電事業を展開

国内外でバイオマス発電装置の研究・開発・製造・販売を手掛けるZEエナジー(東京都港区、松尾直樹代表)は、再生可能エネルギー発電事業者で、これまで資本関係のなかったZEデザイン(京都府京都市、西枝英幸代表)の第三者割当増資の引き受けを、平成26年11月25日の取締役会で決議、28日に締結した。

これにより、ZEエナジーは、ZEデザインの発行株式の49%を保有し、これまでのバイオマス発電装置の開発・製造・販売に加え、自社製発電装置を利用した発電事業参画への準備を整えた。

ZEデザインは、発電事業第一号案件となる富山案件プロジェクトとしてZEエナジーの富山研究所敷地内に600~700kWのメタン発電所を建設、2015年末の売電開始を予定している。また発電装置からの排熱、二酸化炭素を利用するトリジェネ(電気・熱・CO2を併給)システムを利用した農産物ハウス栽培施設を併設し、農産物及び農産物加工品の生産・販売事業も同時に行う計画だ。

ZEデザインでは、富山案件プロジェクトを契機に複数の発電所・ハウス栽培のトリジェネシステム事業モデルを展開していく。

トリジェネレーション(tri-generation)とは、コジェネレーション(熱電併給)に対し、熱源から生産される熱、電気に加え、発生する二酸化炭素も有効活用するエネルギー供給システムを意味する造語。二酸化炭素を農作物の生育促進に使用する「農業トリジェネレーション」と、アルカリ廃液の中和作用に利用する工業向けの「工業トリジェネレーション」があり、特に農業トリジェネレーションは世界的に利用が拡大している。


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。