日立市にメガソーラー「アバンセ日立発電所」竣工、バイオガスも検討へ

12月2日、製造業向けの支援を行うアバンセコーポレーション(愛知県一宮市、林 隆春代表)が、環境事業の一環として茨城県日立市十王町に建設した大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の竣工式が行われた。

アバンセ日立発電所は、太陽光で発電したクリーン電力を電力会社の送電線を通して地域の工場や家庭に提供する。敷地面積約26万平方メートル、年間の発電量は10,137,600 KWを予定している。

ゴルフ場跡地を有効活用し、新たに土地造成を行わず自然の地形を活かし、里山の景観と調和した設計に配慮した。発電パネルの架台に一般工事用「単管」を採用、不規則な斜面に対応している。クリーンエネルギーを生み出すだけでなく、周囲の自然に溶け込む「癒しの場・資源」として運用していく予定だ。

同施設近隣にはバイオや小水力の資源が存在するため、太陽光発電だけでなく、多様な再生可能エネルギーを集積化し総合的なエネルギーパークとしての運営も計画している。里山の景観に配慮した造園設計を、東京農業大学の支援により行い、外周のハイキングコースを再整備し、釣り堀を併設。大パラポラや海の眺望を楽しむことができる。また、ゴルフ場のコテージを活用した老人や障害者の入居施設を併設し、入居者に除草などの軽労働や社会参加の場を提供。さらに、蓄電能力を備えることで、災害時には地元への電力供給も可能だ。電気自動車、燃料電池自動車への充電サービスなど、災害時のセーフティネットとしても役立てていく。

同社では今後、環境事業として、太陽光発電だけでなく、バイオガス発電や小水力発電もあわせて幅広く手がけていく方針。周辺のバイオガスや小水力のポテンシャルの発掘と共に、地域のメガソーラー事業者と連携することで、情報交換を行い、どのような施策が最適なのかを調査していく。


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