松阪市、「森林活(もりかつ)プロジェクト」で木質バイオマス発電をサポート

松阪市は、松阪飯南森林組合や木質バイオマス関係団体と連携し、原木市場に出しても売れない間伐材や、山に放置された間伐材を木質バイオマス発電用に買い取る、「森林活(もりかつ)プロジェクト」をスタート、12月8日に記者発表会を行った。

買取価格は6,000円/トン(税込)、買取期間は平成27年1月13日~3月13日の間で52日間(平日及び第1・3土曜日)。地元商工会とも連携し、買い取り額の半額分を商工会の商品券で支給し、地域経済の活性化にも役立てる。買い取り制度は他にもあるが、商品券を使った取り組みは全国初という。

買取木材の規格は、松阪市内の山から出材される長さ4m以内の間伐材で、太さの制限はなく、短コロ、キズ、曲り材も受け入れる。松阪飯南森林組合管内の約1000ヘクへタールの山林では、間伐材の4分の3が切り捨てたまま放置されているという。プロジェクトでは年間7000トン程度が利用できると試算している。

買取には、事前に松阪市への「出荷者登録申請」や出材地ごとの「伐採届出書」が必要となる。また、出荷時には「バイオマス証明書」に関係書類を添え、同森林組合へ提出する必要がある。

平成24年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、木質バイオマス発電のための木材を従来より高く買い取ることが可能になった。松阪市では、来年度も引き続き買取ができるよう検討し、プロジェクト拡大を目指す。

morikatsu


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