兵庫県朝来市で木質バイオマス事業がスタート

兵庫県朝来市の生野工業団地におけるバイオマス事業が、平成28年秋の稼働に向け、スタートした。現在、生野工業団地内の事業用地で、木材貯蔵ヤードの舗装工事を実施、今後、燃料チップ製造工場、発電所、電気の連系線などの建設を順次行う予定だ。

同木質バイオマス事業は、兵庫県森林組合連合会が兵庫みどり公社と協力し、県下の森林組合等を取りまとめ、未利用木材の搬出・収集を行うとともに、その未利用木材を兵庫県森林組合連合会が建設・運営する燃料チップ製造工場に搬入。関西電力グループの関電エネルギーソリューションが、燃料チップ工場に隣接して木質バイオマス専焼発電所を建設し、燃料チップ製造工場で製造されたチップを燃料にして発電をし、売電を行う。

一連の工程は、林内に残されたままとなっている木質バイオマスエネルギーの利活用を目的に、未利用木材の搬出・収集、燃料チップへの加工、そのチップを活用した発電までを官民協働で推進する「兵庫モデル」として構築する。
事業プランは、平成27年1月より、未利用木材のストック開始、平成28年7月よりチップ製造工場稼働、9月よりバイオマス発電所の試運転を開始する予定。燃料チップの取り扱量は、年間約6.3万t、発電出力は5600KWを見込む。

事業スキーム
朝来市事業スキーム

未利用木材乾燥試験
朝来市バイオマス発電


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THINK WASTE 編集部

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