前澤工業、バイオガス実証プラントを本格稼働

前澤工業(埼玉県川口市、松原正社長)は、1月20日、北海道士幌町内の農場敷地内に建設しているバイオガス発電プラントの本格稼働を開始したと発表した。
 同施設は、農林水産省から受託している「平成25年度地域循環型バイオガスシステム構築モデル事業」を実証するために建設したもの。食品残さや家畜糞尿などの有機性廃棄物を原料としたバイオガスプラントから発生するバイオガスを、再生可能エネルギーとして広く地域へ供給し、温室効果ガス削減効果や事業性などの実証を行い、その結果から課題の整理、克服方法を検討する。
 同事業では、バイオガスプラント(処理能力:66㎥、一日約牛1100頭分の糞尿)内で発酵させたバイオガスを燃料に発電し、農場内へ電力を供給。また、一部のバイオガスは、メタン濃度を90~95%まで精製・濃縮し、低圧メタン吸蔵容器で搬送、士幌町内の温室栽培施設(ビニールハウス2棟分)で冬季の暖房用燃料として利用する。
 メタン発酵槽から排出された消化液は、固液分離機を使用し個分と液分に分離。個分は発電機の排熱を使って乾燥させ、牛の寝床の敷料として活用し、液分は液肥として貯留し、畑作や飼料作物の肥料として活用する。

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THINK WASTE 編集部

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