相馬共同火力発電所 木質バイオマス燃料第一船入港

相馬共同火力発電所(本店:福島県相馬市、青木久彦社長)は、新地発電所(福島県相馬郡新地町)で木質バイオマス燃料の受入施設の設置工事を進めてきたが、この2月9日、木質バイオマス燃料を積んだ第一船が入港した。

 同社は、低炭素社会へ寄与するため、環境負荷の低いエネルギーの利用を目的とし、新地発電所で木質バイオマス燃料を使用することを決め、平成23年1月に受入施設の工事に着手したが、同年3月の東日本大震災と津波により新地発電所が構内全域にわたり甚大な被害を受け、バイオマス受入施設も基礎部分が流出し、工事は一旦中断した。

 震災後から発電所の復旧工事を進め、平成24年3月には1・2号機とも石炭専焼100万kWの発電を達成したことから、平成25年3月より木質バイオマス燃料受入施設の設置工事を再開。今回、木質バイオマス燃料を積んだ第一船が入港した。輸送船は、約5,000tの木質ペレットを積載し、中国蓮雲港を2月2日に出港、2月9日に相馬港5号埠頭に到着し荷揚げを行った。

 同施設では、荷揚げ設備、貯蔵サイロ等を設置し、木質原料を石炭と混合してボイラー燃焼する。燃料の使用量は年間最大14万トン程度(石炭の使用量は年間約500万トン)、混焼率3%程度(熱量ベース)で、二酸化炭素削減量は年間最大23万トン程度になる見込み。試験燃焼の開始は平成27年3月上旬を予定している。

8基の木質バイオマス燃焼サイロ
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THINK WASTE 編集部

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