バイオ燃料精製実証設備の建設に向け、米企業と基本合意

 バイオベンチャーのユーグレナ(本社:東京都文京区、出雲充社長)は、2月20日、バイオ燃料精製実証設備の建設に向け、Chevron Lummus Global,LLC(シェブロンラマスグローバル社、以下CLG社)とバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術(CLG社と米国研究開発・エンジニアリング会社のApplied Research Associates:ARA社が共同開発した独自のバイオ燃料製造技術)を採用することに関する基本合意契約を締結した。

基本合意は、バイオ燃料精製実証設備を建設するために必要なバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術ライセンスの付与、設備の基本設計、触媒の提供をCLG社とARA社がユーグレナに対して実施することに関しての合意。2015年3月をめどにライセンス契約等の締結を実施し、その後、バイオ燃料精製実証設備の設計・建設を開始、2018年までの稼働を目指す。なお、同技術の採用はアジア初となる。

 ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確率に成功。ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品などの開発・販売とともに、バイオジェット燃料、バイオディーゼルの生産に向けた研究を行ってきた。バイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術を活用したバイオ燃料精製設備を国内に建設することで、ミドリムシなどのバイオマスから抽出した油脂を国内でバイオジェット燃料に精製することを目指す。

 同設備の建設費用には、2013年12月に同社が公募増資で調達した資金のうち、「藻類由来油脂開発・生産設備」を目的とした設備投資資金を充当する予定。

 CLG社は、米国の石油メジャーであるChevron U.S.A(シェブロン社)と米国の建設・エンジニアリング大手のCB&I Technology Ventures(CB&I社)の合弁子会社。

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THINK WASTE 編集部

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