岐阜県大垣市 市浄化センターに消化ガス利用の発電設備を設置

岐阜県大垣市は2月19日、市浄化センターに消化ガスを利用した発電設備を設置すると発表した。

現在、浄化センターでは汚泥の減量化や安定化を図るための消化工程から発生するメタンガスを主成分とした消化ガスをタンクに一時貯留した後、消化タンクを加温するための蒸気ボイラーの燃料として有効利用しているが、余剰分については燃焼処分している。今回、発電設備を設置することで、下水道資源の一層の有効利用と環境負荷低減をめざす。

設置するのは、燃料電池によるバイオガス発電設備で、出力105kWのものを3台。年間約114万㎥の消化ガスから、一般家庭約700世帯分の使用量に相当する約250万kWhの発電を行う。発電設備によって得られる電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用して売電し、利益を浄化センターの維持管理費に充当する。また、排熱については、従来どおり消化タンクの加温に利用するコージェネレーションシステムを構築する。

工事期間は平成27年度~28年度、平成29年4月より売電を開始する予定。燃料電池によるバイオガス発電は東海発となる。

情報元:大垣市役所 2月19日

消化ガス発電のしくみ
消化ガス発電のしくみ


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。