佐伯発電所、平成28年秋の運転を目指し着工

イーレックス(本社:東京都中央区、渡邉博社長)の子会社であるイーレックスエナジー佐伯(本社:東京都中央区、本名均社長)は、PKSを使用したバイオマス発電所である佐伯発電所の建設工事を着工した。
PKS(Palm Kernel Shell)とは、パーム椰子の種からパーム油を搾油した後の椰子殻。堅くて水分含有量が少なく、油の抽出後、加工しなくても燃料効率の良いバイオマス燃料になる。PKSを燃料として発電するバイオマス発電は、二酸化炭素排出係数を低減できるCO2フリーの燃料とされており、安定した発電が可能となる。
佐伯発電所は、イーレックスグループとしては、高知県高知市の土佐発電所に続く、PKSを用いた第2号の自社発電所。平成2年2月12日に安全祈願祭を行い、平成27年2月15日に着工した。
発電所の定格出力は5万キロワットを予定。平成28年秋の運転開始を目指す。
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