コマツ 粟津工場でバイオマス蒸気ボイラシステム稼働

コマツ(本社:東京都港区、大橋徹二社長)は、国内の主力工場のひとつである粟津工場敷地内に、地元石川県の未利用間伐材の木材チップを使用するバイオマス蒸気ボイラシステムを新たに設置した。

 同システムはボイラからの蒸気を発電に利用するだけではなく、排熱も空調などに最大限利用することで、高いエネルギー効率を実現する。システムの主な構成設備は、バイオマスボイラ4台、蒸気コンプレッサ、蒸気式発電機2台などで、設備投資額は約4億円。木材チップの使用量は年間7,000トン、購買電力の削減効果は年間約150万kWhを見込む。システムの稼働で、昨年5月に竣工した同敷地内新組立工場が目標としている年間購買電力量90%以上削減を、2015年度にも達成する見込みだ。

 今回の取り組みは、コマツ、石川県、石川県森林組合連合会との3者で2014年2月に締結した「林業に関する包括連携協定」の具体的な第一歩であり、地元の未利用の間伐材を中心とした循環サイクルを生み出し地域を活性化することで、「地方創生」と「エネルギーコストの低減」の両立を目指す。

木質バイオマス蒸気ボイラセンタ(全景)
木質バイオマス蒸気ボイラセンタ(全景)

粟津工場バイオマス蒸気ボイラシステムの特長
粟津工場バイオマス蒸気ボイラシステムの特長


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THINK WASTE 編集部

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