
富山県射水市 木質バイオマス発電施設が完成

3月23日、富山県射水市で、森林の未利用間伐材を燃料とする木質バイオマス発電施設の竣工が行われ、石井隆一富山県知事、夏野元志射水市長をはじめ林業・木材産業関係者、発電施設建設関係者など約200人が主席し、完成を祝った。
同事業は、グリーンエネルギー北陸(本社:射水市、田邊嶽之社長)が、森林の再生を主目的に取り組む。県森林組合連合会が提供する未利用木材を年間約4万トン使用。未利用木材の安定的な需要をつくり出すことで、森林整備の活性化を図る。未利用木材を使うバイオマス発電施設は県内で初めてで、4月1日から木材のチップ化を始め、5月23日に売電を開始する。
同施設の発電量は5750kWで、年間売電量は3万9120MWhで、一般家庭約1万800世帯の年間使用分に相当する。
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