エネ・ビジョン 愛媛県初 木質バイオマス発電事業会社を設立

 豊田通商の子会社であるエネ・ビジョン(本社:名古屋市、森田孝社長)は、愛媛県松山市で木質バイオマス発電事業の100%子会社、合同会社えひめ森林発電を設立、愛媛県初の木質バイオマス発電事業を開始する。

 エネ・ビジョンは2013年6月に合同会社しまね森林発電を設立、島根県で発電規模12,700kWの木質バイオマス発電事業に着手。同プロジェクトが順調に進行していることから、2基目の案件について事業化調査を進めてきた。

 愛媛県は県土の7割にあたる約40万1000ヘクタールを森林が造成し、木材の素材生産量は全国第10位の出荷量を誇る。平成26年度から「林業躍進プロジェクト」を立ち上げ、県産材の増産を図ることで林業の育成を推進している。今回、エネ・ビジョンは森林資源の有効活用、森林環境の改善、再生可能エネルギー普及促進への貢献をめざし、木質バイオマス発電事業の開始を決定した。

 同事業は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用した事業で、木質バイオマスを燃料として、規模は12,500kw(発電端)、11,100kw(送電端)を予定。使用する燃料は、発電所近郊の間伐材や林地残材を中心とした県内の未利用材を主燃料とし、一部PKS(やしの種子がら)の輸入材を混焼させる。

 発電所の建設予定地は、愛媛県松山市大可賀のコンビナート内。年間予定発電量は、約87,000MWhを見込み、これは、一般家庭約2万4000世帯の年間消費エネルギーに相当する。発電した電力は四国電力へ売電予定。年間売上は最大約24億円を見込む。2017年の発電所完工、2018年1月の営業運転開始を目指す。

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THINK WASTE 編集部

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