ウッドワン  廿日市市の本社工場にバイオマス発電所

 建材メーカーのウッドワン(所在地:広島県廿日市市、中本祐昌社長)が、本社敷地内に建設していたバイオマス発電所が完成し、4月6日、竣工式が行われた。

 ウッドワンでは、月間約500t発生する木くずを有効利用するため、1980年に愛知県の蒲郡工場にバイオマス発電設備を初めて導入。以降、2010年7月までは3カ所で8400kWhの発電設備が稼働していたが、蒲郡工場の統廃合のため一旦廃止。以後、本社工場、本社(串戸)工場の2カ所で発電、バイオマス発電設備から得られる電力で全使用電力の約50%をまかなってきた。また、発電過程において発生する蒸気を生産工程で利用し、コージェネレーションを実施している。

 2003年4月の「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」を機に、2004年に経済産業省からバイオマス発電所の認可を受け、売電を開始。2013年、固定価格買取制度(FIT)に適応した木質バイオマス発電設備を本社工場内に新設することを決定し、建設を進めていた。

 同設備は、燃料に木質系バイオマスを使用。発電端出力5,800kWh、送電端出力5,000kWhの能力を持ち、発電した電力は特定規模電気事業者(新電力)2社へ販売し、年間7億円程度の売上を見込んでいる。


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THINK WASTE 編集部

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