岩手県軽米町 再生可能エネルギーで農山村活性

 岩手県軽米町(かるまいまち)は、「軽米町再生可能エネルギー発電の促進による農山村活性化計画」を発表した。

 農林業を期間産業とする軽米町には、土地、水、バイオマスとその他の再生可能エネルギーを発電するために必要な資源が豊富に存在する。同町では、平成22年度に「緑の分権改革推進事業」を行い、町内での再生可能エネルギー導入について検討を行った。結果、間伐材・廃材、畜ふん・鶏糞、生ごみ等からのバイオマスエネルギーを中心とした利活用を提案。翌平成23年度にスタートした「新軽米町総合発展計画」において、バイオマスタウンの創生をはじめとした、さまざまな取り組みを進めている。

 今回の「軽米町再生可能エネルギー発電の促進による農山村活性化計画」は、平成26年5月に施行された「農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律」に基づき作成された。同計画では、町のほぼ全域が農山村に該当する軽米町の地域振興につながる再生可能エネルギーを明らかにするとともに、再生可能エネルギー発電事業を導入する際に、環境保全等の観点から配慮すべき事項を明らかにした指針を盛り込んでいる。

 同計画の計画期間は平成27年度から32年度までの6年間。町内の6つの地域を整備促進区域に指定し、発電事業が町の景観や環境を損ねないように開発制限を設けている。

6つの整備促進区域では、すでに民間企業による開発プロジェクトが決まっており、うち1つは岩手県内で鶏肉の生産・販売事業を展開している十文字チキンカンパニーのバイオマス発電事業。地域で発生する鶏糞を燃料にした、発電能力6.25MW(メガワット)の設備を建設。2015年内の運転開始を目指す。ほか5つの区域にはメガソーラーを導入する予定。

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