鈴与商事 有機系廃棄物でバイオガス発電事業

 エネルギー関連事業を幅広く行う鈴与商事(本社:静岡市清水区、脇本省吾社長)は、有機系廃棄物を有効活用したバイオガス発電と、発酵および発電過程で生じる副産物を利活用する「資源循環型バイオガス発電」システムの構築を目指し、この3月末、静岡県菊川市でバイオガス発電プラントの建設に着手した。

 同社では、鈴与グループであるエスエスケイフーズ(食品製造業)と農業生産法人ベルファームの製造・生産過程で排出される有機系廃棄物の有効利用について検討してきた。静岡県、菊川市、地元自治会組織と連携し、菊川市のベルファーム隣接地に資源循環型バイオガス発電システムを構築するめどが立ち、建設を進めている。

 建設中のバイオマス発電プラントでは、食品加工残渣、農業残渣、地元の刈草などの有機系廃棄物をバイオガス原料としてメタン発酵設備に投入し、メタンガスを発生させ、これを燃料として発電する。発電した電力は同社新電力事業の電源リソースとし、発電で生じる排熱および排気ガスを精製して回収したCO2は、隣接のベルファームで農事利用する計画だ。プラントの完工は今年12月、運転開始は平成28年3月を目指す。

 同社では、県、市、静岡県地球温暖化防止活動推進センターらと連携し、同プラントを市民や児童、生徒向けの環境エネルギー教育の場としても活用する予定。

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THINK WASTE 編集部

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