
住友林業、紋別市のバイオマス発電所 建設現場を公開

住友林業(本社:東京都千代田区、市川晃社長)は、6月18日、北海道オホーツク沿岸の紋別市に建設しているバイオマス発電所の建設現場を公開した。
同施設は、紋別市の所有する紋別港埠頭内の工業用地に建設中で、発電規模は5万kW。国内最大級のバイオマス発電所で、平成26年9月に着工し、平成28年12月の運転開始を目指している。
同プロジェクトでは、発電所に隣接して「チップ製造施設」も建設。燃料は、この燃料チップ製造会社から供給するほか、地域の他社チップ工場購入する木質チップや輸入PKS(ヤシの実の殻)を使用、また、補助燃料として一部石炭を利用する計画だ。オホーツク周辺地域から集荷される林地残材や間伐材が主燃料となるため、地域の林産業関係者や自治体からの協力を得て、発電所の運転開始にさきがけ、集荷網の構築を進めている。
情報元
26.5.23.pdf
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません