北海道・十勝でバイオガス製造

北海道・十勝のアルムシステム清信畜産育成牧場(北海道広尾郡広尾町)が現地の畜産農家と連携して進める家畜排せつ物によるバイオガス製造事業が、農林漁業バイオ燃料法に基づく生産製造連携事業計画として、農林水産省・経済産業省・環境省に認定された。

同計画における家畜排せつ物の供給量は4,745トン/年、メタンガス製造量は218,270Nm3/年(いずれも目標値)。主な用途は発電及び熱利用としている。事業の実施期間は2014年10月1日からスタートし、2019年3月31日までとされている。

アルムシステムは、居宅介護サービス、不動産賃貸業、ビジネスホテルなどを中心とする帯広市の企業で、太陽光発電事業も行っている。

農林漁業バイオ燃料法は、国産バイオ燃料の生産拡大に向け、農林漁業有機物資源をバイオ燃料の原材料として利用する取組を支援するため、2008年10月1日に施行され、同法により生産製造連携事業計画として認定を受けた農林漁業者とバイオ燃料製造業者の連携によるバイオ燃料製造計画は、無利子資金の貸付、直接金融、債務保証、税制における支援措置を受けることができる(表)。

事業計画認定による優遇措置

事業計画認定による優遇措置

十勝は家畜排せつ物を利用したバイオガス製造が盛ん。すでに6 市町村(帯広市、鹿追町、士幌町、足寄町、中札内村、大樹町)で17 基が稼動しており、中でも鹿追町や大樹

町のプラントは国内最大規模だ。農林漁業バイオ燃料法に基づく生産製造連携事業計画でも、大樹町ですでに2件の認定実績がある(表)。

生産製造連携事業計画の一覧

生産製造連携事業計画の一覧


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THINK WASTE 編集部

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