アミタ×NECソリューションイノベータ、南三陸で実証開始 分別でポイント付与

廃棄物処理を手がけるアミタとNECソリューションイノベータは宮城県南三陸町で資源循環の実証実験を始めた。実証するのは、住民がごみを分別して指定場所に持ち込むことで、「感謝ポイント」と名付けられたポイントが付与されるというモデルだ。世界中で分別に対してインセンティブを付与するビジネスモデルが現れているが、日本での事例は少ない。この実証を通じて、地域社会の連携強化も目指す。
収集拠点は、町内の福祉施設に設置される。住民がごみを持ち込む際に専用カードかスマートフォンアプリの画面を受付のタブレットにかざすことで、ポイントが付与される。ポイントは同施設のカフェや近隣幼稚園の植樹などに使える。
まずは町内102世帯が参加し、2カ月間実証実験をする。
※写真はイメージ
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません