三菱ケミカル 脱プラで飲食チェーンと協議

三菱ケミカルは、自社開発の生分解性プラスチックの採用をめぐり、スターバックスやマクドナルドなどの世界大手飲食チェーンと協議を進めている。世界規模での採用が決まれば、プラスチックごみによる海洋汚染問題に大きく貢献することになる。
関係者によると、交渉先には2社のほかケンタッキーフライドチキンやピザハット、タコベルなどを展開する米ヤム・ブランズも含まれるという。

素材を製造する企業が直接飲食チェーンと交渉することは異例である。プラスチックごみ問題が世界的に社会問題として議論される中、環境負荷の小さい製品の採用はブランドイメージ向上につながるとの認識がユーザー側で高まっていることに加え、価格が従来品より大幅に上昇することなどから、三菱ケミカルが直接協議しているという。

同社の生分解性プラスチックは、2016年1月には食品包装材への使用で米食品医薬品局の認証を取得している。同年にはタイのPTTグローバルケミカルと合併工場を稼働している。

新素材を活用した製品は見た目は従来品と同じでも価格は3ー4倍になる。そのため、最終的にはコストの増加が課題となる可能性が高いと関係者は指摘する。消費者がコスト増による値上げを受け入れるかどうかの見通しが立っていないため、飲食チェーンが負担した場合には収益を圧迫することになる。

※写真はイメージ

三菱ケミは脱プラで代替品めぐり協議、スタバやマクドナルドなどと


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