IBM、新データプラットフォームで廃プラを追跡。Alliance to End Plastic Wasteを支援

2020年12月15日に、IBMがAlliance to End Plastic Waste(廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス)に支援企業として参加することを発表した。IBMはAlliance to End Plastic Wasteと共同で、IBM Cloudにおいて世界的にプラスチック廃棄物と回収を追跡することを目標とする新しいデータプラットフォームを設計・構築する。

世界各国のプラスチックバリューチェーンに携わる多種多様な業界の主要企業が参加するAlliance to End Plastic Wasteは、循環型経済実現に向けた解決策の提案や投資を行っている。新しいプラットフォームであるPRISM(Plastics Recovery Insight and Steering Model)は、実用的なデータの情報源として機能することを目的とし、NGOとバリューチェーン参加者などの多くの当事者に廃棄物管理の意思決定とプログラムを改善する方法に関するための情報を提供する。PRISMは、プラスチック廃棄物の発生と環境中への流出、地元での廃棄物管理とリサイクルソリューション、ツール拡張に伴う追加のデータセットなど、プラスチックの消費と回収などを重点分野としている。利害関係者が既存の安全性を担保しながら、さまざまなデータセットを集めて統合・規模拡大し、データを通じて廃プラスチックの課題に協力して対処できるように設計される。

IBMは、持続可能に運営する顧客の計画を支援するという豊富な経験に基づいて、同アライアンスとの協働を開始し、1971年に環境方針の発表と同時に環境への取り組みを始めた。顧客は環境目標の達成に向けて、クラウドやAI、ブロックチェーンなどの同社の技術を使用しており、2019年には、同社は重量ベースで使用済み製品の95%以上を再利用や再販、もしくはリサイクルしていると発表した。

両社の関係者ともに、IBM Cloudが利害関係者とバリューチェーンに異種のデータを安全に、かつ移行・ホスティング・ユーザーアクセスへの簡単な方法を提供することにより、プラスチック廃棄物の世界的な課題に取り組むことを期待している。


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THINK WASTE 編集部

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