SK化学、ケミカルリサイクルプラスチック量産へ

SKケミカルは、ケミカルリサイクル技術を活用し、2019年から生産を開始したコポリエステル「エコトリアCR」の量産を開始すると発表した。今年と来年で各年1万トン以上のエコトリアCRを生産し、ロレアルやエスティローダーなどのグローバル大手化粧品ブランドに優先的に供給する予定だ。

コポリエステルとは、技術面やコスト面で障壁の高いケミカルリサイクによって廃プラスチックをリサイクルしたもので、環境に配慮した化粧品容器や包装などに使われる原料であり、SKケミカルの主力製品の一つだ。SKケミカルは、循環型経済構築にはケミカルリサイクルが欠かせないと考え、これまで技術開発や廃プラスチックの確保などを行ってきた。

グローバル化粧品業界では、環境に配慮した包装材や容器の使用が拡大している。ロレアルは2030年までに全ての製品包装材を、100%リサイクルまたはバイオプラスチックにするとしている。エコトリアCRは環境に良いだけでなく、透明性や耐化学性なども備えており、SK化学としては更なる化粧品容器市場の拡大をしたい考えだ。

SKケミカルは、今後エコトリアCRだけでなく、マテリアルリサイクルを活用したエコトリアRや消費者が独自に分別できるクラロなどの「持続可能パッケージングソリューション」の販売比率を2030年に100%に拡大する計画だ。今後のリサイクルプラスチック市場から目が離せない。


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THINK WASTE 編集部

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