東京農業大学にて木質バイオマスで地域活性 セミナー開催

3月3日(火)、東京農業大学世田谷キャンパスで、山村振興セミナー「木質バイオマスを活用した地域活性化を改めて考える ~発電、熱利用の課題と可能性~」が開催される。

本来多面的機能を持つ日本の森林は、近年、利用の低下・整備の遅れなどでその機能を充分に発揮できていない。一方、多くの森林を有する山村地域では、過疎高齢化などの問題を抱え、地域の維持・活性化が課題となっている。こうした状況の中、再生可能エネルギーへの社会的関心の高まりを受け、林地残材などのエネルギー利用を一つのきっかけとして、森林資源を持続可能な形で活用し、地域の新たな産業・なりわい・暮らしの構築やコミュニティの再生に結びつける方法が模索されている。

 本セミナーでは、北海道下川町「一の橋ビレジ集住化と木質エネルギー活用による集落再興」、岩手県紫波町「紫波オガールタウンでの地域熱供給事業と森林再生」、岡山県真庭市「発電、熱利用、小さな里山資本主義」、徳島県三好市「高効率薪ボイラーによる小規模熱利用の一斉転換による効果」の4地域が、実際の取組を報告。取組みに対する課題と解決方法、木質バイオマス利用を地域づくりにつなげるポイント等について、熊崎実氏(木質バイオマスエネルギー利用推進協議会会長)、渋澤寿一氏(NPO樹木・環境ネットワーク協会理事長)、宮林茂幸氏(東京農業大学地域環境科学部教授)らを交え、意見交換する。

また、東京農業大学農山村支援センターが2年間の現地調査を経て作成した「再生可能エネルギーを活用した地域活性化の手引き」を紹介し、山村の地域づくり推進に向け情報共有を図る。

ss 2015-01-29 12.32.26


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THINK WASTE 編集部

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