新日鐵住金、木質バイオマス資源利用拡大

新日鐵住金(本社:東京都千代田区、進藤孝生社長)は、木質バイオマス資源を石炭と混焼し、省エネと温室効果ガス削減を図っている釜石製鐵所の石炭火力発電所(発電出力:149,000KW)における使用量を大幅に拡大。また、大分製鐵所の既設火力発電所(発電出力:330,000KW)においても、木質バイオマス資源の石炭との混焼を開始したと発表した。

 2010年10月より混焼を開始した釜石製鐵所では、さらなる温室効果ガス削減、地域の林業振興への貢献を目的に、木質バイオマスの事前破砕設備を増設するとともに、ボイラー設備および木質バイオマスと石炭の受入設備を増強・改造することで、木質バイオマス資源の利用拡大を図る。同製鐵所での木質バイオマス資源の活用は、現在7000トン/年だが、これを48,000トン/年まで拡大することをめざす。利用拡大の開始時期は、2015年6月を予定している。

 また、大分県では、林業再生の観点から、間伐や主伐により伐採された木材のうち未利用のまま林地に放置されている未利用材を活用するニーズが強まっていた。大分製鐵所では、2014年12月より、石炭火力発電設備において地域で発生する未利用材を破砕処理した木質チップの混焼を開始。2015年2月に、受け入れ目標である1000トン/月を達成した。

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THINK WASTE 編集部

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