
ユナイテッド航空 家庭廃棄物を航空バイオ燃料に

米・ユナイテッド航空は、6月30日、バイオ燃料を開発するファクラム・バイオエナジー社に3000万米ドルを出資すると発表した。
ファクラム・バイオエナジー社は、家庭ごみなどの廃棄物を航空バイオ燃料に転換する技術の開発を手がけている。同社の開発する航空燃料は従来燃料に比べライフサイクル全体における炭素排出量を80%以上削減できる可能性があるという。
今回の投資は米国航空会社による代替燃料の単一投資としては過去最大規模。ユナイテッド航空は航空バイオ燃料、炭素排出量削減に対し、業界の中でも先進的な取り組みを見せる。ユナイテッド航空は、今回の出資に加え、5カ所のハブ空港近辺で共同プロジェクトを実施。年間最大1億1800万ガロンの燃料生産を目指す。
情報元:
United Airlines Purchases Stake in Fulcrum BioEnergy with $30 Million Investment – Jun 30, 2015
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません