ニュージーランド バイオ燃料製造に注力

 日本やアジア各国におけるバイオマスエネルギーに関係した活動やニュースを国内外に発信するバイオマスオフィスによると、ニュージーランドでバイオ燃料製造を増やす取り組みが行われている。
 ニュージーランドは、水力や地熱資源に恵まれており、全電力に占める再生可能エネルギーの割合を2025年に90%にすることを目標としている。
 ニュージーランドバイオエネルギー協会やニュージーランド森林研究所などの業界団体、機関では、2010年に「ニュージーランドバイオエネルギー戦略」を提案した。これによるとニュージーランドでは2040年までに、最終エネルギーの25%をバイオエネルギーで賄うことを目標としており、中でも石油消費を減らすために、バイオ燃料製造を増やす取り組みが行われている。
 Anchor Ethanol Ltdの3つの乳製品工場で、チーズの副産物である乳清を発酵させてバイオエタノールを製造するほか、廃食油と食肉加工業から発生する獣脂からバイオディーゼルなども製造している。畜産の盛んなニュージーランドでは、乳清や獣脂がバイオマスとして使用されていることが特徴的だ。
燃料販売業のZ Energy社は2015年中に年産2,000万リッターのプラントを建設し、販売を開始する予定。このプラントの完成でバイオディーゼルの生産量は、2014年に対して20倍に増えるとされている。

ニュージーランド バイオ燃料生産の推移
ss 2015-11-30 9.58.17


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

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THINK WASTE 編集部

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