ZEエナジー スリランカに子会社設立

トレイダーズホールディングス(東京都港区、金丸勲社長)の連結子会社であるZEエナジー(東京都港区、松下康平代表)は、スリランカに子会社を設立する。
 ZEエナジーは環境・エネルギー・農業問題に特化した「地域の発展」「資源の持続性」「顧客繁栄」の実現を目指した取り組みを行っている。今後のアジア地域への事業展開を視野に入れ、スリランカに同国の再生可能エネルギーを活用した発電事業やバイオマス発電システム・施設の製造販売・運営管理を行うため、新たに現地子会社を設立する。
 スリランカは、2009年まで約25年にわたる内戦の終結以降、年率約7%以上の経済成長を継続しており、伝統的な農業や繊維業中心の経済から、最近では、海外の直接投資の増加にけん引されるかたちで各種インフラ開発や観光産業も大幅に伸びており、それに伴う電力需要も急速に拡大している。
 1990年以降、石油・石炭等の化石燃料による火力発電の割合が急増している同国では、化石燃料への依存度を低下させるため、再生可能エネルギーを利用した発電事業を積極的に推進し、2020年までにバイオマスをはじめとする非従来型再生可能電力の供給割合を20%まで引き上げる目標を掲げ、再生可能エネルギーのFIT制度(電力買取制度)を導入した。
 スリランカにおけるバイオマス発電の原材料としては、同国で大量に自生、もしくは栽培しているマメ科植物の「グリシディア」があり、持続的かつ安定的に確保、利用していくことが可能。
 ZEエナジーは、2014年にスリランカで発電事業を展開しているHPI Group of Companiesと、スリランカにおけるバイオマス発電事業推進の協力関係を構築し、現地事業の本格稼働に向け、様々なサポートを受けることができる。また、現地で発電装置や炭化装置を製造することでコスト抑制を図り、将来的なアジア圏での事業展開を視野に、その販売拠点として取り組む方針。


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THINK WASTE 編集部

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