
NZオークランド、ゼロウェイスト宣言

ニュージーランド最大の都市オークランドが、2040年までにゼロウェイストを目指すと宣言した。まずは製造プロセスの管理や一般家庭ごみの収集運搬、不法投棄問題などに取り組む姿勢だ。
計画のアウトラインとして、9つの優先事項が打ち出されている。
1. 廃棄物徴収税の増税を中央政府に提言
2. 製造管理者・受託者責任の提言
3. 3つの主な商業廃棄物(建設・解体の際に出るごみ、有機ごみ、プラスチックごみ)に対処し、行政サービス提供者ではなく商業廃棄物に対処するファシリテーターおよびパートナーとしての評議員の役割を強調
4. 資源リカバリーネットワークの構築を継続
5. 一貫したごみ収集及びリサイクルサービスの移行を継続
6. 国内食品廃棄物の収集と配送
7. 廃棄物の対処を市営から民営化
8. ゼロウェイストシティオークランド実現のためのパートナーシップ
9. 不法投棄、海洋ごみ問題への対処
この計画は今後6年間の議会の作業計画の基礎となるものだ。
※写真はニュージーランドのオークランド
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません