ノルウェー政府年金基金、プラごみ対策で投資先選別

世界最大級の年金ファンドのノルウェー政府年金基金は、投資先を選別するため、深刻化するプラスチックごみの汚染対策など海の環境保全の取り組み強化と、関連情報の開示を企業に求める新たな方針を決めた。

環境や社会問題に配慮した「ESG投資」推進の一環であり、海洋プラスチックごみ問題や漁業資源の乱獲防止などへの対応状況の情報を投資先の決定に生かす。

新方針は、海洋保全を企業戦略の中で位置付けることや、海の環境悪化をリスク管理の対象に加えること、自社の活動など関連情報を開示することなどが基本的な要求項目だ。

20の具体策も示しており、各企業に、自社の活動が海の環境に与える影響を調査し、サプライチェーン全体を通じて汚染低減に取り組むことを要請。プラスチック関連企業にはリサイクル推進を求めた。食品や飲料メーカーに、使用済みプラスチック容器による環境影響の緩和策などの開示を促している。

海の魚を扱う企業に対しては、違法漁業、乱獲、資源量が少ない種の漁獲が排除されていることを継続的に確認するよう要請した。実施した対策を株主や社会に公表することも求めた。

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プラごみ対策で投資先選別 世界最大級の年金基金が新方針を決定


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