アリババ傘下のスーパー IT活用でプラスチック削減を目指す

阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング、Alibaba Group Holding)が経営するネット販売の生鮮スーパーマーケット盒馬鮮生(Hema Xiansheng)は、「グリーンマーケット計画」を発表し、「産地から食卓まで」の生産流通過程を改善することでプラスチック使用量を徹底的に削減すると宣言した。

同計画は「消費」「回収」「供給」の3要素で構成され、その使用量減少の目標を3800トンとしている。

このうち、ソーシャルモバイルゲーム「螞蟻森林(Ant Forest)」と連動した温室効果ガス削減運動だけで、1277万枚のプラスチック袋の使用削減が予想される。環境に配慮した購入を消費者に促すため、消費者が盒馬アプリで購入した商品の精算時にプラスチック袋を買わなければ、毎日21グラムのエコエネルギーポイントがもらえる仕組みだ。

盒馬の宅配荷物では、紙箱と粘着テープがほぼ使われなくなった。今年から、水産物の倉庫で使用される使い捨ての発泡スチロール箱が、水を入れたまま搬送できる再利用可能な「水車」に置き換わる。盒馬の加工センターから出る生ごみは、集中管理で廃棄され、青果類の包装も改善される。

また、ごみのスマート回収装置「章魚回収」とのタイアップで、浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)と北京、上海の店舗にプラスチックのスマート分別回収機を設置した。消費者はスマホでスキャンするだけでプラスチックの分別に参加できる。このような新機軸の自主回収方式は、多くの盒馬ユーザーの関心を集め、試験実施の2店舗では始めて2か月ですでにプラスチックボトル1700本以上、プラスチック1400キログラム以上を回収した。

プラスチックのうちペットボトルは、平均9本で「環境保護スカーフ」1本に再生される。

現在このプラスチック回収機は北京市の15店舗、上海市の8店舗、杭州、寧波(Ningbo)両市で計8店舗に配置され、今後1年以内に全国の盒馬全店舗に配置される予定だ。

※写真はイメージ

【引用サイト】プラスチック3800トン削減目指す アリババ傘下のスーパー「盒馬鮮生」


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THINK WASTE 編集部

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