カナダのNova Chemicals、フィルム製造用に3種類のPCR材の販売を開始

 カナダを中心に展開するNova Chemicals Corp.(以下、Nova Chemicals)は初めて、100%PCR材(ポストコンシューマーリサイクル材:一度市場で利用されリサイクルされた材料)で構成され、フィルム素材の製造に適した3種類のポリエチレン素材の調達が可能であることを発表した。

■ 物流センターから回収した低密度ポリエチレン(rLLDPE/LDPE)はシュリンクフィルム
  やストレッチフィルムなどEコマース備品に適している
■ “Natural rLLDPE/LDPE”は農業用のフィルムをリサイクルしたもので、
  再度農業用フィルムとしての加工や、頑丈な船積み袋、Eコマース備品に最適
■ “White rLLDPE”は、農業及び灌漑に使用されるフィルムをクローズドループで
  再生したもので、同じく農業用フィルムやシュリンクフィルム、ごみ袋などに利用可能

 これらの新しい素材は業界の技術で裏付けられており、フィルム製造者やフィルムを利用するブランドが品質を落とさずにより多くのPCR材を包装資材に取り入れられるように設計されている。Nova Chemicalsは、既にカナダのMerlin Plastics と アメリカのRevolutionと供給契約を締結したことを発表している。Merlin Plastics とRevolution はそれぞれ高密度ポリエチレン(HDPE)のPCR材、高密度ポリエチレン (LLDPE/LDPE) をNova Chemicalsに提供し、様々な包装資材に活用できるフィルム製造に適した材料に加工するそうだ。

 世界を牽引する多くの消費材メーカーはPCR材の使用率を2025年までに平均して25%までに拡大する方針であり、Nova ChemicalsのPCR材はこの目標を達成しバリューチェーンを通したプラスチックのサーキュラー・エコノミーへの移行に貢献するだろう。


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THINK WASTE 編集部

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