プラスチックバンク、10億本のボトルの海洋流出の阻止に成功

 海洋流出プラ・リサイクル材に世界的循環型サプライチェーンの変革に取り組むプラスチックバンクは、2000万kgに当たる10億本のプラスチックボトルの海洋流出を阻止するという重要な節目に到達したことを発表した。さらに、世界で最も脆弱な沿岸部のコミュニティの生活の質を向上させながら達成したという。

 プラスチックバンクは、クローズド・ループのリサイクル・エコシステムで収集された資材を「ソーシャル・プラスチック」とし、それを海洋保全と同時に、それを回収する人々に価値を移転することで貧困へも取り組む。この達成にあたり、ハイチ・フィリピン・インドネシア・ブラジル・エジプトの1万7000人を超える個人回収員と連携し、回収員には収集したプラスチックと引き換えに食料品や調理用燃料、学校の授業料、健康保険などの必需品の供給に役立つ報酬を提供した。現在、上記各国で320箇所以上の回収支部を擁しており、既に次の10億本のプラスチックボトルの回収を見据え、2021年にはカメルーンとタイへの拡大を計画している。

 SCジョンソンやP&G、コカ・コーラ等、様々な企業がパートナーとして寄与してきた取り組みだ。加工されたソーシャル・プラスチックは、製品や梱包資材を作る世界的な製造サプライチェーンに組み込まれるが、それによりプラスチックバンクのパートナーは海洋に流出するプラスチックを阻止し、再生プラスチック経済を支援している。プラスチックバンクのAlchemy™ブロックチェーン・プラットフォームは、取引全体を保護し、リアルタイムのデータ視覚化を提供して、透明性、トレーサビリティ、迅速なスケーラビリティを可能にすることで再生材のサプライチェーンへの導入を可能にしている。


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THINK WASTE 編集部

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