米ClimeCo、世界初のプラスチッククレジットを創出

 再エネのクレジット等を提供するアメリカのClimeCoは、6月8日にベトナムで価値のつかないプラスチックを自然環境から取り除くTONTOTONと提携し、独立した基準と第三者監査による世界初のプラスチッククレジットを創出したと発表した。クレジットはフランスのNGOであるZero Plastic Oceansによる “Ocean Bound Plastic Neutrality Certification”により認証されている。
 
 プラスチッククレジットは、回収またはリサイクルされたプラスチック1トンあたりの環境通貨であり、企業や団体同士で取引きができる。ClimeCoはこの提携によって創出されたプラスチッククレジットを市場に出し、顧客はそれをESGやCSRの取り組みとして購入することができるようになる。

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 TONTOTONの取り組みは、一度消費者に渡ったプラスチック(ポストコンシューマープラスチック)やリサイクル不可能なプラスチック、海洋プラスチックなどを、AFRM(Alternative Fuels & Raw Materials、代替素材や代替燃料)として取り込むことで、温室効果ガスの排出量を減らすことを目指している。TONTOTONのプログラムは、インフォーマルなウェイストピッカーから、出資をする企業まで、全てのステークホルダーにメリットが行き渡るように設計されており、ClimeCoの出資によりさらに取り組みを拡大している。

 本プラスチッククレジットによって、多くの社会的・環境的メリットが得られると予想される。ほとんどが女性である関係労働者に+αの収入(サステナブルインカム)を提供し、必要に応じて健康保険なども提供できる。さらに、地域自治体やNGO、地元企業に対して廃棄物処理のインフラ整備を支えるとともに、リサイクル不可能なプラスチックに焦点を当てることで地域循環型社会の形成を促進する効果が期待できる。


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THINK WASTE 編集部

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