ポストコンシューマーリサイクル材、米国で価格上昇

ほぼ全ての繊維、樹脂、その他金属における再生素材の市場で価格が上昇し、今年6月から7月にかけて急激に成長がみられるとのレポートが発表された。昨年と比較して2〜10倍の価格で流通しているものもある。

以下が、各素材の価格上昇の様子だ。

■ダンボール
使用済みダンボールの米国平均価格は6月から1kgあたり200円上昇し、平均約1320円/kgで流通している。1年前は約550円/kgで流通していた。

■古紙
分別された一般家庭からの古紙の価格は6月時の約750円/kgと比べて24%上昇し、現在約930円/kgで流通している。

■PET(ポリエチレンテレフタラート)
使用済みペットボトルの米国平均価格は6月には約42円/kgだったのに対し、7月には約46円/kgと上昇している。一部の地域では約54円/kgで流通しているという。

■HDPE(低密度ポリエチレン)
ポストコンシューマーHDPEにおいては依然として価格が上昇し、現在平均約234円/kgで流通している。6月時点では約220円だった。昨年の同時期では約144円/kgだった。着色のあるポストコンシューマーHDPEは、昨年の約81円/kgに対して今年7月には約124円に上昇している。

■PP(ポリプロピレン)
ポストコンシューマーPPの価格は、先月の約70円/kgから上昇し、現在平均で約80円/kgで流通しており、昨年の同時期(約8円/kg)から10倍近くの高騰となる。

■その他プラスチックフィルム
グレードAフィルムは昨年の16円/kgから上昇し、現在約42円/kgだ。グレードB、おいても、現在約16円/kgと先月と比較して上昇している。

これらの価格は「Secondary Materials Pricing (SMP) Index」によって報告されたもので、一度市場に出て役割を果たした、いわゆるポストコンシューマー素材であり、かつ仕分け・分別され適切に中間処理されてリサイクラーへ持ち込まれた素材の価格を示している。


【引用元】
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THINK WASTE 編集部

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