P&Gなど、フィリピンでプラごみ回収プログラムにインセンティブを導入

自然災害が多発する中、環境に配慮する人が増えている。多国籍FMCG企業であるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)フィリピンは、「P&G Ambition 2030」のもと、環境サステナビリティ目標の達成に力を注いでいる。P&Gは、ブランド、サプライチェーン、従業員、顧客や消費者などの外部パートナーとの間で責任ある消費を実現することにより、廃棄物、水、気候の環境分野において、二酸化炭素排出量の削減、資源の節約、環境の回復を目指している。

これに伴い、P&Gはヘルス&ビューティーケアチェーンストアのWatsons、SM SupermallsのCSR部門であるSM Caresと提携し、NGO団体のPlastic Credit Exchange(PCX)と共にSM Caresのプラスチックごみ回収プログラムPlastic Waste Collection (PWC)を支援し、プログラムスポンサー3社と共同で取り組んでいる。このプログラムは、プラスチックの適切な分別と廃棄により、埋立地や海洋におけるプラスチックごみを削減することを目的としている。ショッピングモールなどが、顧客、テナント、周辺オフィスが循環型経済やプラスチック材料の再利用に積極的に参加する場となる。

P&Gの支援により、12月20日までに使用済みのプラスチック製品やその他のごみを寄付した消費者は、Watsonsの支店で購入する際に、セーフガードとオーラルBの一部製品に10%の割引特典(QRコードポイントから交換可能)を受けることができる。消費者は、毎日午前10時から午後5時まで、プラスチックごみを各地のショッピングモールに設置してある回収場所にて寄付することができる。

引用元の記事より引用

PWCプログラムでは、塩ビパイプとその材料を除くあらゆる種類のプラスチックごみを受け入れている。例えば、プラスチック製のサンドバッグ、ペットボトルやHDPEボトル、発泡スチロール、使い捨て容器、調理器具やストロー、小袋、スナックパック、シャンプー、リンス、洗剤の容器、梱包材、電子商取引の袋、小さなタイヤ等。回収するプラスチックは、空で、清潔で乾燥したものに限定している。

PCXは、集められたプラスチックを計量して運搬し、セメント製造の石炭代替、舗装用ブロックや板材、またリサイクルペットボトルなどに再加工する事業者に持ち込む。

フィリピンでも、家庭から排出されるプラスチックごみの回収プログラムが実施されている。


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THINK WASTE 編集部

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