業界初、米企業のPCR材がFDAより食品接触用途で「異議なし」を取得

米国アーカンソー州リトルロックに本社を置くRevolution社は、独自の低密度ポリエチレン(LLDPE)のリサイクル法について、米国食品医薬品局(FDA)から「異議なし」というLNO(Letter of No Objection)を受領し、同社のPCR材を食品接触用途で使用することが可能になった。Revolution社のPCR材は、FDAが定義するほぼすべての使用条件下で、あらゆる種類の食品に対応する食品接触包装の製造に100%使用することができ、これはリサイクル業界および消費者包装業界では初めての試みとなる。

同社は全米でリサイクルと製造を行っており、年間3億ポンド(約1億kg)以上のプラスチックを埋立地からリサイクル樹脂に加工し、缶詰や持ち帰り用袋、また建築用フィルムの製造に使用している。

再生材に対する需要が高まる中、食品と接触する品質のPCR材を製造する方法の開発は、同社が25年以上にわたる軟質フィルムのリサイクル経験を活用した長期プロジェクトであった。FDAが指定する厳しい要件を満たすために、独自のプロセス、試験方法、品質管理手段を新たに開発した。

CEOであるSean Whiteley氏は、「当社は、軟質フィルムのリサイクルで可能なことを再定義することに取り組んでいる。今回のFDAによる”LNO”は、当社の顧客と消費者包装業界全体に真の持続性を提供する、更なる軟質フィルムソリューションへの前進における次への一歩にすぎない。」と語った。

同社は、市場の需要に応えるために生産能力を拡大し、プロセスを増強しており、この初の成果に基づいて承認と前進を期待し、PCR材生産における革新への道を開いていくと述べた。


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THINK WASTE 編集部

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