市場初、100%PCRアルミ材使用の飲料水ボトル発売

英国パッケージング賞でメタルパック・オブ・ザ・イヤーを受賞し、審査員から「ボトルウォーター市場の完全なゲームチェンジャー」、「最も革新的な製品の一つ」と評された金属パッケージサプライヤー、Tecnocap社のPURE 100%PCRアルミボトルは、商業的にも大きな成功を収めている。

2021年5月、英国のブランドオーナーであるSauce Connections社は、英国ヘレフォードシャー州のBerrington Water社の湧水を原料とし、Tecnocap社の100%PCRアルミボトルを使用した詰め替え用湧水製品「Re:Water」を発表した。湧水用としては世界初であるとしている。Souce Connections社とBerrington Water社が3年前から開発を進めてきたこのブランドは、消費者に新しく、より環境に優しいボトルウォーターの飲み方を提供するために生まれた。

引用元の記事より引用

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「本当に環境にやさしい製品」「消費者が飲みたいと思う製品」「サプライチェーン全体で商業的に成立する製品」という3つの目標を達成することを目標としている。Re:Waterが100%PCRアルミボトルを選んだのは、二酸化炭素排出量が少なく、詰め替えや再利用が可能であるためだ。また、ボトルの栓には、英国内で簡単にリサイクルでき、分別の必要がない28mm径のアルミ製栓を採用した。

Re:Waterの担当者によると、100%再生材を使用したアルミボトルを見つけることができたのは幸運だったと言う。Tecnocap社エアゾール・ボトル事業部長のElio Lamberti氏は、100%PCRアルミニウムからボトルを製造する際の課題は、この材料の供給が十分でなかったことだと説明する。

「このパッケージング・ソリューションを実現するためには、常に入手可能なPCRアルミニウム専用のサプライチェーンが必要だった。2年前にヨーロッパのトップクラスのアルミニウムサプライヤーと提携したことで、ヨーロッパでいち早くこのPCRアルミニウムを全製品に利用できるようになった。しかし、このプロセスにはまだ課題がある。アルミニウムのサプライヤーが、通常のアルミニウムとは異なる方法で処理されるリサイクルアルミニウム専用の炉を用意しなければならないことだ。」

一方で、「このボトルは、一度生産されれば、品質を損なうことなく、無限に使用、再使用、リサイクルが可能で、環境中の廃棄物となる可能性を最小限に抑えることができるという点で、循環型経済モデルにうまく合致している。」とLamberti氏は述べた。

Re:Waterは、500mLサイズの静水と炭酸水があり、小売店やインターネットで販売されている。


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THINK WASTE 編集部

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