マレーシア初のもみ殻発電所、着工

 アジアのバイオマスエネルギーに関する活動、ニュースを発信する「アジアバイオマスオフィス」によると、2015年1月、マレーシア北部のKedah(ケダ)州で、マレーシア初となる、出力9.95MWのもみ殻発電所の建設が着工した。

 マレーシアでは2011年から固定価格買取制度(FIT)の申請受付が開始され、再生可能エネルギーによる発電設備容量は、2014年時点で243.3MWに達している。
設備容量のうち、太陽光発電が65.8%、バイオマス発電が23.0%、小水力発電が6.5%、バイオガス発電が4.8%で、バイオマス発電が太陽光に次ぐ容量を占めている。

 バイオマスエネルギーの賦存量は、アブラヤシからの原料が約8割を占めるが、他に稲作から発生するもみ殻を利用できる地域がある。
今年、発電設備の建設が着工したケダ州では、このもみ殻が豊富だ。

 同発電事業では、マレーシアのマジュナカ・エコ・エナジー社が発電事業を行い、電力会社のテナガ・ナショナル(TNB)に7MW販売、残りは自社消費する予定だ。

マレーシア再生可能エネルギー累積設備容量(2014年)
出典:ボルネオポスト
(アジアバイオマスオフィスHPより)
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マレーシアのバイオマスエネルギー賦存量(2013年)
出典:Malaysian Biomas Industry confederation 資料
(アジアバイオマスオフィスHPより)
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*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

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THINK WASTE 編集部

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