フィリピン ネピアグラスによるバイオマス発電

 日本やアジア各国におけるバイオマスエネルギーに関係した情報やニュースを発信するアジアバイオマスオフィスによると、2015年2月、フィリピンのバターン州でネピアグラスを燃料とするバイオマス発電プラントの建設が認可された。

 発電プラントは12MWで、国営のクリーングリーン・エネルギー社(CEC)が計画し、2017年10月の完成を目指し、さらに第二期として24MWまでの拡張を予定している。燃料となるネピアグラスは、CECの関連会社であるグリーンデイ・アグリ・ファーム社が新たにプランテーションを開発して供給する。

 ネピアグラスは、イネ科の早生植物で、食用ではなく、サトウキビよりも条件の悪い耕作限界の土地でも栽培可能。また、収穫後、切り株から芽を出し、5~10年連続して収穫することができる。

 今回認可された発電プラントでは、ネピアグラスを乾燥後、最先端の技術を使って直接燃焼し、90%の効率で蒸気を発生させる。また、ネピアグラスに含まれる腐食性成分にも対応した設計となっている。

バイオマス発電プラント建設地
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THINK WASTE 編集部

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