
東京都出資の官民ファンド バイオマス発電所へ初の投資

東京都が出資する「官民連携再生可能エネルギーファンド」の運営者であるスパークス・グループ(東京都品川区、阿部修平社長)は、8月21日、新潟県三条市で木質バイオマス発電所を新設するSGETグリーン発電三条合同会社への投資を実施したと発表した。
発電所は、三条市の工業団地に建設され、2017年12月の運転開始を予定。発電所から半径50キロ内で間伐材を切り出し、発電所内の加工場でチップにして燃やす。出力規模は6.25MWで、一般家庭約11800世帯分に相当する。発電所の運営に15人、間伐材の搬出に最大60人の地元雇用を見込む。総事業費は約55.5億円。
同投資案件はスパークス・グループが取り組む再生可能エネルギー発電施設等実物資産の運用ビジネスにおいて初となるバイオマス発電所への投資となる。
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