
高松市 東部下水処理場バイオマス発電設備 完成

神奈川県高松市では、東部下水処理場(高松市屋島西町)に建設していたバイオマス発電設備が完成。3月1日(火)、発電記念式を行った。
同市では、「高松市地球温暖化対策計画」に基づき、再生可能エネルギーの利用促進に取り組んでいる。その一環として、今回、東部下水処理場に県内初となる、下水汚泥処理の際に発生する消化ガスを利用したバイオマス発電設備を設置した。
同市では、これまでも、下水汚泥処理の副産物である消化ガスを消化槽の加温や管理棟の冷暖房等に利用してきた。今回、効率の良い最大500キロワットを発電できる設備が完成したことで、発電した電力を売却し、その収入を下水道施設の維持管理にあてることができるようになった。
記念式典に出席した大西秀人市長は、「発電施設の完成で、下水道事業運営の効率化が図られ、市民の皆様に財政面で貢献できるものと考えています」と話した。
画像:記念式典の様子(高松市HPより)
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