ベトナム、7月から環境保護税増税

 ベトナムの財務省は、7月の施行を目指す環境保護税の増税について、関係機関や企業の過半数から賛成を得ていることを明らかにした。一方で、専門家の間からは燃料の税率が上がることでコストが増加するため、懸念の声が根強い。9日付ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)が伝えた。

 財務省は、ガソリンは現行の環境保護税1リットル当たり3,000ドン(13米セント、約14円)を4,000ドンに、ディーゼル燃料は同1,500ドンを2,000ドンに、重油・潤滑油は同900ドンを2,000ドンに引き上げることを提案している。また、石炭、ポリ袋などについても増税する計画である。

 同省は、草案に示された増税を7月1日から行う場合、同月のCPIは0.27~0.29%上昇、通年では0.11~0.15%の上昇にとどまると試算している。国会は通年のCPI上昇率を4%未満に抑える目標を示している。増税を通じて、環境への負荷を抑えるとともに、歳入の増加も見込む。歳入は15兆6,000億ドンに拡大すると予想されている。また、増税によりバイオエタノール混合ガソリンや環境負荷の少ないポリ袋の使用を促進する狙いである。


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