インドネシア、バス運賃をプラスチックごみで

 インドネシア第二の都市であるスラバヤでは、斬新な方法でバスが運行している。使用済みプラスチックごみで、バス代を支払うことができるのだ。

 2018年4月に、スラバヤ市長は新たなスロボヨバスの登場を発表した。このバスは、乗り心地の快適さに加え、空調が完備され、障がい者や高齢者、妊婦の方などにもやさしい仕様となっている。

この新たなバスの最も画期的なところは、その運賃をお金だけでなく、使用済みプラスチックで支払うことができるという点である。乗客は、指定の停留所や街に点在するリサイクルステーションにプラスチックごみを持参することで、この最新のバスに乗車することができる。

 プラスチックごみを持参することで、乗客は2時間もの間スラバヤ市内を無料で周遊することができる。インドネシア政府は、現在道路交通の75%を占めている一般車両の交通量を50%まで削減したいねらいがある。一方で、インドネシアは年間187.2百万トンのプラスチックごみを排出しており、中国に次ぐ世界で二番目の海洋汚染国家である。

 こうした社会課題を受け、スラバヤ政府はプラスチックごみを有益なものに変換したいと考えている。「この取り組みは、何百年も分解されずに残るプラスチックごみの課題に対して、我々が提示する対処方法である。」とスラバヤ市長は語る。

※写真は参照サイトより引用

【参照サイト】https://asiancorrespondent.com/2018/05/in-indonesia-commuters-pay-for-the-bus-with-plastic-waste/


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

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THINK WASTE 編集部

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