事業所食品ロス半減 30年までに77万トン削減

食べられるのに捨てられる食べ物のゴミ「食品ロス」について、農林水産省などは外食や食品工場などからの発生量を2030年度までに2000年度比で半減する目標を設定する。売れ残りや食べ残しを減らし、ムダに使われる食品の抑制につなげる。製造段階から小売・外食店、消費者に至るまで、サプライチェーン全体での取り組みを求める。

食品ロスは食べ残しなどの食品廃棄物で、家庭からは年280万トン、事業者からは同350万トン程度発生している。家庭から出る食品ロスはすでに2000年度比で半減する目標が決まっていたが、事業者から出る廃棄物も半減を目指す。農水省や環境省での有識者らの検討を踏まえ、近く同内容を盛り込んだ告示を出す。

2000年度の時点で事業者から出る食品ロスは547万トンだったため、2030年度までに273万トンに減らすようにする。実現に向け、製造してから早期に小売店に納入しなければならない商習慣の見直しや、見込み生産から受注生産への変更を促す。賞味期限が近い食品を積極的に買うよう消費者への呼びかけも進める。

食品リサイクルの実施率に関する目標も見直す。食品製造業は現在、廃棄物の95%が飼料などに再生利用されているが、外食業は32%にとどまり、19年度までに達成を目指していた目標(50%)には届かない見通しだ。今後、廃棄物の発生抑制などを進め、24年度に50%になるよう目標を再設定する

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【引用サイト】食品ロス、事業所に半減目標 30年度まで273万トン


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THINK WASTE 編集部

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