ごみ処理の排熱を利用した三次市のハウス栽培

 広島県三次市に、冬場でも1トンの収穫を目標にしてトマトを栽培するハウスがある。ここでは、ハウスの目の前にある三次環境クリーンセンター(焼却炉)の排熱を利用して、ハウスの温度をつくっている。

 三次環境クリーンセンターでは、1日あたりおよそ45トンのゴミを焼却している。これまでは、ゴミを燃やすときに出る熱を、管理棟の暖房などに使用されていたが、ほかのことにも活用できないかと考え、ハウス栽培への暖房利用に着目した。一般的に、ビニールハウスの中をあたためるには、灯油や重油などが必要である。ゴミを燃やすことは、CO2は排出するが、焼却時の余熱を利用することでハウスをあたためるためのさらなる燃料は使わずに済み、その結果、環境に優しい熱源だと考えられる。

 ゴミ焼却場で出た熱は、クリーンセンターの中で、水に移され、80度前後のお湯に変わる。それをハウスまで送り、熱を放出させて暖房にしている。ぬるくなったお湯は、クリーンセンターに戻り、再びあたためられてハウスに向かう。ここでゴミを燃やしている限り、ハウスの中をあたため続けることができるという仕組みになっている。

※写真はイメージ

【参照サイト】https://news.biglobe.ne.jp/trend/0305/jtn_180305_6009158489.html


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