プラスチック廃棄物除去の世界的アライアンス 三井化学、三菱ケミカルなども参画

現在、約30社の加盟企業からなるクロスバリューチェーン、Alliance to End Plastic Waste(AEPW、プラスチック廃棄物を除去するためのアライアンス)が、今後5年間に環境におけるプラスチック廃棄物除去をサポートするための15億ドルの投資目標の一環として10億ドル超の資金提供を約束した。
アライアンスはプラスチック廃棄物を極小化し、管理する解決策を開発・発展させ、循環経済の実現を支援することにより使用済みプラスチックのための解決策を推進する。アライアンスにはグローバル企業が加盟し、その所在地は米州、欧州、アジア、東南アジア、アフリカ、中東に及ぶ。
ライアンスの創設メンバーは以下の企業である:BASF、Berry Global、Braskem、Chevron Phillips Chemical Company LLC、クラリアント、コベストロ、ダウ、DSM、 エクソンモービル、Formosa Plastics Corporation USA、ヘンケル、LyondellBasell、三菱ケミカル、三井化学、NOVA Chemicals、OxyChem、PolyOne、プロクター・アンド・ギャンブル、Reliance Industries、SABIC、Sasol、SUEZ、シェル、SCG Chemicals、住友化学、トタル、ヴェオリア、Versalis (Eni)。
アライアンスは今後数カ月に追加的投資を行い、以下の4つの分野での進展を推進する:
・廃棄物の収集・管理およびリサイクリング増大のためのインフラ開発
・プラスチックのリサイクリングおよび回収を容易にし、すべての使用後プラスチックから価値をつくり出す新たな技術を進展・測定するためのイノベーション
・政府、ビジネス、コミュニティーを教育し、関与させ、行動に移させること
・環境、なかでも陸上でのプラスチック廃棄物を海に運ぶ河川のような廃棄物の大口輸送経路に既にあるプラスチック廃棄物の集積地域の浄化
※写真はイメージ
【引用サイト】新たな世界的アライアンスがプラスチック廃棄物除去支援のため10億米ドル超の資金提供を約束