水流でプラスチックを選別する新装置 日本シームが開発

日本シームが開発した廃プラ選別装置「なるとオーシャン型」は、高さ3メートルで横幅4メートル、奥行き2メートル。水槽に水と廃プラを投入し、水流を下から上に発生させて比重の軽い廃プラを浮かばせる。

一度に使う水量は廃プラの種類や量によって異なるが、おおむね3~10立方メートル程度。一般的な選別装置で使用する薬品を洗浄する工程が不要で、作業の手間や従業員数を抑えられる。

価格は未定で今後詰める。これまで必要だった洗浄設備などを省けるため、設備に投じるコストは圧縮できるとみられる。

廃棄された家電や自動車のプラスチック部品をリサイクルする場合、採れる材料の質を高めるため、素材ごとに細かく分ける必要がある。選別には、カメラや赤外線で素材を認識する方法などがあるが、機器の導入コストが高く活用はあまり進んでいない。

また、水槽の中に粉砕した廃プラを投入し、比重が大きいものを沈ませて分ける従来型手法では、水に薬品を混ぜたり塩分を含ませたりして比重を調整する。選別後に薬品などを洗い落とす工程が必要で、人手や作業時間がかさんでいた。

この従来手法では、対象の廃プラの重さに合わせて薬品の濃度を調整していたが、新手法では水流の速度を調整するだけで済む。

※写真はイメージ

【引用サイト】廃プラ、水流で効率選別 日本シームが新装置


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THINK WASTE 編集部

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