
調理残渣の飼料化により食品リサイクル・ループ認定をワタミらが取得
ワタミグループではSDGsの目標達成に向けて従業員やステークホルダーとの協力を通した取り組みを続けている。
同社は弁当製造工場の食品廃棄物の飼料化による食品リサイクル・ループ認定を2020年1月7日に取得しているが、さらに五社共同での取り組みにより新たに農林水産大臣、環境大臣、厚生労働大臣による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得した。
この認定は複数の外食事業者の連携による取得は初のケースとなる。
名古屋市内で飲食店経営を行っているワタミ株式会社、株式会社セブン&アイ・フードシステムズ、株式会社トリドールホールディングス、株式会社松屋フーズ、リンガーハットジャパン株式会社は計38店舗で食品リサイクル・ループを構築する計画だ。
店舗で生じた食品残渣などの食品循環資源を中部有機リサイクル株式会社で飼料化する。
その資料を三エッグファーム株式会社の養鶏場に供給して鶏卵を外食事業者が買い戻して料理に利用する予定だ。
このような食品リサイクル・ループの構築は店舗が点在していると回収の効率化や農畜産物の買戻しと商品化が課題になる。
公益財団法人Save Earth Foundationが事務局となって名古屋市内で調整が行われてきた結果として本計画を実施することができた。
【引用元】
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません